13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/06(木) 01:42:23.42 ID:9R4dmRiY0
魔女は借金取りに小瓶を差し出した。
借金取り「あ…は…早くっ!!」
借金取りが悲壮な顔をして伸ばした手は空を切った。
魔女「そういえば1000万ゴールドのお支払がまだでしたわね。私の借金はいくらだったかしら?」
借金取り「500万ゴールドだ…っ!!頼むっ!後生だ…!早くそれをくれ…!もう…もう…げん…か…」
涙目でせっかくの強面が台無しになっている借金取りを見下ろしながら嬉しそうに魔女は言った。
魔女「では差し引き500万ゴールドですわね?」
今度こそ借金取りは解毒薬を手にしそれを一気に飲み干した。
さっきまでの激痛と便意が嘘のように消えた。
むしろ前より体調がよくなっている気さえした。
借金取り「はぁ…はぁ…てめぇ…よくも…」
魔女「利子は三日に一割にしておきますわね?」
脱力している借金取りの手を取ると手際よく親指に朱肉を押しつけ借用書に拇印を押させた。
借金取り「こ…こんなのは無効だっ!無効っ!王国警備隊に殺人未遂でしょっぴいて貰うからな!」
魔女「あら?それは困ってしまいますわ。どうしましょう」
魔女はほら貝を取りだし杖でコンコンと叩いた。
すると…
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