過去ログ - 魔女「さて魔法屋さんの開店よ」
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23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/06(木) 16:51:51.78 ID:SyiUUz0M0
パカパカ…
蹄の音に男が振り向くと半身半獣が大きな弓を抱えて立っていた。

借金取り「なんだ。ケンタウロスか…」

ケンタウロス「どうしたんだ?大の男がこんな男で縮こまって…らしくないじゃないか?いつもの威勢はどうしたんだ?」

借金取り「ほおっておけ…俺は今センチメンタルなんだよ」

ケンタウロス「なんだよ。失恋でもしたのか?はっはっは!こいつは傑作だ!お前は女に興味がないと思ってたよ!」

借金取り「うるせぇ!俺も男だ!惚れた女の一人や二人っ!!いや一人ぐらいいるわ!」

ケンタウロス「おーおー!やっぱそうやって威勢よくしてた方がお前らしいや!何があったか知らねぇが俺に話して見ろよ?」

借金取り「なんの事はねぇ…ただ惚れた女の前で大恥かいてきちまったのさ…お前誰にも言うなよ?実は…」

借金取りは魔女の入り江であった事を全て話した。

ケンタウロス「はっはっはっは!!!」

借金取り「笑うんじゃねぇ!!」

ケンタウロス「いやっ!はっは!そんな事で悩んでたのか?俺を見てみろよ!下半身丸出しだぞ!糞なんて歩きながらしまくるしな!だが恥だと思った事は一度もねぇ!これが俺の生き方だ!」

借金取り「ちぇっ…馬と一緒にすんじゃねぇや…」

ケンタウロス「まぁとにかく…ちいせぇ事で悩んでねぇで当たって砕けりゃいいんだよ!」

ケンタウロスはブルルと鼻を鳴らすとさて狩りの時間だと言って弓を担ぎなおすと「頑張れよ」と借金取りの方をポンポンと叩くと「丁度客人のようだしな」と言って森の奥へと消えていった。

魔女「借金取りさーん?借金取りさーん?」

魔女は杖に股がり空を飛びながら借金取りの名を叫んでいた。

借金取りはとっさに岩場の影に隠れてしまった。

借金取り「冗談じゃねぇ…!どの面下げて会えってんだ…!大体わざわざ追い掛けてくるなんてなんの用だ…!?またなんか怪しげな術を使うかもしれんぞ…」

魔女「おかしいわねぇ…魔法の地図だとこの辺を指してるんだけど…」

魔女は行きたい場所の在処を所在を示す魔法の地図をしげしげと見つめながら呟いた。

少し考えたあと大きく息を吸い込むと

魔女「う○こ漏らしの借金取

借金取り「やめろやぁぁぁぁあ!!!!」

魔女「あっいた!」

借金取り「やめろや!大声でいうのとかやめろや!そういうのやめろや!」

魔女「だって出てきて下さらないんですもの…」

借金取り「当たり前だっ!あんな目に合わされておめおめと出てこれるかよ!」

魔女「あら?私なら気にしてませんわよ?だって人ってそういう仕組みなんですもの」ニコッ

借金取り「俺が気にするんだよっ!!」


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