過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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71:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/11(火) 23:17:29.65 ID:zpevakZ+0
シンジ「行かないで――ずっとそばにいてほしい」

レイ「……いいの? そばにいても……いいの?」

シンジ「いなきゃだめだ」

レイ「……ありがとう……」ポタポタポタ…

(シンジの背中に手を回すレイ)

レイ「ありがとう……」グスッ

シンジ「……」

レイ「碇くん……」

シンジ「なに?」

レイ「もし使徒が夢の通りで――」

シンジ「うん」

レイ「ほかに方法がなかったら……そうしなければ碇くんの命が危険にさらされてしまう状況になったら」

シンジ「え?」

レイ「私は、たぶん、碇くんの夢の中の私と、同じことをすると思う」

シンジ「綾波……」

レイ「私が死んでも……代わりがいるもの」

シンジ「ちがう! 綾波は……僕の好きな綾波は一人しかいない」

レイ「ありがとう……でも私は、碇くんが死んでしまうくらいなら、別の私に碇くんを頼んだ方がいい。たとえ、今の私が消えてなくなるのだとしても」

シンジ「綾波……」

レイ「……」

シンジ「そんなこと、絶対にさせないから」ギュッ

レイ「……ありがとう」ギュッ

レイ「そう言ってもらえただけでも、嬉しい」

シンジ「本当に――そんなことはさせないから」

レイ「わかってる」グスッ

  :
  :

レイ「……」スー…スー…

(シンジの肩に頭を預けたまま眠ってしまったレイ)

シンジ(この姿勢のままじゃまずいよな……)



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