121:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:40:28.23 ID:rvZEoW38o
私の眼は、一か所を見据えていた。
そこには、懐かしくも暖かい衣装を纏った、あの子がいた。
彼女は静かに、背を向けたまま、言う。
「わたし、寂しくないよ」
「みんなの眠りに、夢に寄り添って。みんなが笑う姿を一緒に眺めて」
「呪いを受け止め終えて、生まれ変わって行く瞬間に、一言だけお礼を受け取って」
「みんなに、たくさんの思い出を貰ったから。それだけのことで、きっと永遠を過ごしていけるはずって、そう思うのに」
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