33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 23:07:38.64 ID:4W+e2BTSo
「もう少し丁寧に扱いなさい。髪、傷むから」
「……お前、マミの奴みたいな事言うのな」
「知らないわよ」
声には拒絶の色が浮かんでいたが、私の手が振り払われることはなかった。
それにほっと胸を撫で下ろしながら、髪の毛から垂れる水滴を柔らかに拭き取っていく。
私に見えるのは、佐倉杏子の背面だけ。
それが巴マミのものと同じように、とても小さく見えて、そっと唇を噛みながらも手を動かす。
口も開こうとしたのだが、これは単に、まどかの方が早かった。
「あ、あの、杏子ちゃん……久しぶり」
「ん、そうだね……ひさしぶり」
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