過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2014/02/12(水) 21:37:14.72 ID:cJv6xySVo
京太郎「…はー」
思わず見上げてしまうほどの長いその先にはポツンと小さく明かりが見えた。
けれど、それは見た目ほど小さい訳ではないのは首の痛みを顧みればよく分かる。
首が痛くなるまで上にあげなければ、その明かりは視界に入れる事も出来ないのだから。
距離の所為で小さく見えるだけで実際のその明かりはかなり大きなものだろう。
ここまではっきりと届く光から少なくとも灯籠の類とは思えないし…もしかしたら家か何かなのかもしれない。
京太郎「(…ってここをあがるのかよ)」
そんな風に思ったのもつかの間。
ひょいと階段をあがっていく石戸さんに俺はここを登らなければいけない事を悟った。
勿論、文化系に所属していたとは言え、男であるし、体力は人並み程度にはある。
しかし、その先が小さく見えるような階段に霹靂しないほど体力が有り余っている訳じゃない。
移動疲れでヘトヘトなのもあって正直、勘弁して欲しいのが本音だった。
京太郎「(…でも、仕方ないよなぁ)」
これがエスカレーターなどがあれば遠慮なく俺はそれを使わせてもらっただろう。
しかし、両脇を白塗りの壁で覆われたその階段にはそんな機械的なものなど着いていなかった。
その上、先導していた石戸さんもまるで平地のような勢いでひょいひょいと上がっているのだから。
男として流石に女性に ―― しかも、年配と言っても良いくらいお年を召した石戸さんに負ける訳にはいかず、俺も彼女の後を着いていった。
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