過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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89: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:53:30.08 ID:cJv6xySVo

京太郎「(…緊張するなぁ…)」
霞「じゃあ開けるわね」
京太郎「ちょ…!」

それが誰かは分からないけれど、心の準備はしておいた方が良い。
そう思った俺の前で無情にも石戸さんが襖を開いていく。
スーっと開かれていくそれは決して勢いがある訳ではないが、さりとて中にいる人たちが気付かないほど遅い訳じゃない。
自然、開いていく襖に向けられた視線を俺ははっきりと感じた。

京太郎「(…中にいたのは六人)」

その中の一人は石戸さんが言っていた通り、神代さんだった。
こちらを認めた途端、嬉しそうに笑いながらちょっとだけ手を振ってくれる彼女にちょっとだけ癒やされる。
…なんというか本当、正しい意味で愛らしい人だと思う。
護ってあげたいというか抱きしめてあげたいというか…人懐っこい正統派小動物と言うか…そんな感じの可愛しさに思わず頬が緩みそうになった。
ま、それはさておき… ――

京太郎「(…永水女子の人達…だよな)」

その中で俺が知らない顔は大きな食卓の左側に集まった二人だけであった。
ソレ以外はインターハイにて画面越しに何度も見たことのある顔である。
神代さんと同じチームに所属していたその人たちの名前も俺はしっかりと覚えていた。



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