過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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94: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:55:58.37 ID:cJv6xySVo

明星「で、次は…」
「……」
明星「ほら、湧ちゃん」

そんな俺に軽蔑したのだろうか。
最後の一人はプイッと明後日の方向を向いたまま中々自己紹介をしてくれなかった。
青みがかった黒髪をショーットカットに纏め、一部をゴムで括る彼女は全体的にボーイッシュに映る。
全体的におっぱいさんが多いこの空間の中では珍しいまな板STYLEだ。
けれど、彼女が決して美少年の類ではないのはその身に纏った巫女服を見るまでもなく分かる。
顔立ちはまだ幼さを残し、すっきりとしているからそう見えるだけでその身体は丸みを帯びていた。
雰囲気的にボーイッシュに見えるだけで、それを取り払えば、彼女も他の皆に負けないほどの美少女なのである。

湧「…十曽湧」
京太郎「…あ、はい。よろしくお願いします」

だからこそ、そんな美少女からあからさまに警戒されるとちょっぴり傷つく。
いや、勿論、自業自得なのは分かっているが、他の皆が和やかだっただけに反動がデカイ。
流石に胃がキリキリするほどではないにせよ、どうしようかとそんな事を思うくらいには。

霞「ごめんなさいね。湧ちゃん口下手だから…」
湧「そ…んな事ない…です…」

そんな俺をフォローするように石戸(姉)さんが言ってくれるけど…まぁ、中々そうは思えない。
確かに一瞬、詰まったりもするけれど、十曽さんがそういうタイプにはどうしても見えないのだ。
寧ろ、薄墨さんと同じくらいに活力と元気に溢れ、どんな時でもガンガン突っ込むタイプに見える。
そんな彼女が口下手だとは到底思えず、俺はぎこちない笑みを返した。



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