過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
1- 20
95: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:56:25.30 ID:cJv6xySVo

霞「それと明星ちゃんと湧ちゃんは中等部の子だから須賀君から見ると年下になるわね」
京太郎「年下…ですか」

十曽さん…いや、十曽ちゃんの方は確かに貧相なスタイル…もといボーイッシュな体型もあって何となく分かる。
けれど、にこやかな笑みを浮かべる石戸(妹)ちゃんまで年下というのは…正直、信じられない。
とは言え、ここで石戸(姉)さんが嘘を吐く理由はないし…そもそもそれを言った彼女自身も高校生には見えない色気の持ち主だ。
…もしかしたら石戸家と言うのは色々と早熟な家系なのかもしれない。
その一部を含めて…あ、いや、今度は見てない、見てないぞ。

霞「じゃあ…最後は私ね。昨日もちょこっとだけ自己紹介したけれど…永水女子三年の石戸霞です」
京太郎「…はい。俺は…須賀京太郎です。皆さんよろしくお願いします」

石戸(姉)さんの言葉に合わせるようにして俺はそっと頭を下げる。
そんな俺に向けられるのは好意的なもの、同情的なもの、試すようなもの、無関心なもの…様々だ。
やっぱり七人もいれば、皆が皆、好意的に受け入れてくれるという訳でもないらしい。
勝手に人を買っておいて勝手なものだと少しは思うけれど、まぁ、こればっかりは仕方ない。
そういう信頼はこれから積み上げていくのが一番だろう。

霞「じゃあ、大分待たせる事になったけど…ゴハンにしましょうか」
初美「わーい!」
小蒔「良かった、もうお腹ペコペコだったんですよ」

そう言いながら食卓を囲む皆は各々準備を始める。
どうやらこの家では色々と暗黙の了解めいたものがあるらしい。
けれど、この家で初めて食卓を囲む俺にはそのルールが分からなかった。
結果、情けなく周りを見渡してそれに従う俺に石戸(姉)さんが白飯を持ったお椀を差し出してくれる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/844.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice