6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 16:09:23.05 ID:MG0rKjSR0
「いろいろな人から…」
「どうしたの?千早ちゃん。はい、コーヒー」
口元の黒子が印象的な事務の音無さんが私の前にコーヒーを差し出す。
「すいません、音無さん…音無さんは、アイドルってどういうものだとお考えですか?」
私の問いに音無さんは少し考え込んでいた。
「そうね…。私の今の立場、という点から見ればだけど…。私の希望、かしら?」
「希望…」
「皆のことを見ているとね、私も頑張らなくっちゃって思えるの。そんな皆を私は凄く近くで見ている、すっごく幸せなことだって思えるの」
希望。音無さんにとってのアイドルは希望なんだ…。
「ありがとうございます、なんだか一人で考えてると堂々巡りで」
「自分のことでも、案外そういうものよ…。でも、きっと千早ちゃんなら答えを見つけることが出来る、そんな気がする」
「ありがとうございます、音無さん」
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