42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/03(月) 14:37:22.45 ID:1Imlxnhh0
このSSの上条さんは最後には幸せになるんだよな?
43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/03(月) 16:30:07.88 ID:Pj/tU3SS0
続きはよ
44: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:11:58.94 ID:CyvToi5w0
投下します
45: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:13:22.27 ID:CyvToi5w0
上条「はぁっ……はぁっ…」
走りつかれた俺は歩道にぐったりと座り込み、荒々しく呼吸を繰り返していた。
46: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:15:27.79 ID:CyvToi5w0
俺は、そんなオティヌスの目をじっと見つめた。その目は何故か哀れみに満ちていて、まるで俺の苦しみを全て知っていると言
わんばかりの表情だった。コイツは一体なぜこんな表情をしているのか、今の俺には知る由もない。
47: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:22:09.68 ID:CyvToi5w0
立ち尽くしていると、前方からギャリリ!!という嫌な音が響いた。
この音は一体――?
恐る恐る顔を上げて確認してみると、一台の車が歩道にいる俺に猛スピードで突っ込んできているのが見えた。
眠っているのかペダルを踏み外したのかは分からないが、このままでは激突してしまう。
48: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:23:52.67 ID:CyvToi5w0
「とうまっ!!!」
49:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/03(月) 20:30:32.17 ID:oMcxx12X0
インさん……
50: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:38:35.03 ID:CyvToi5w0
俺はこれでもかと目を見開いたまま、頬に飛び散った血を右手で触れた。
そして、その血の持ち主を、ぐったりと横たわる小さな女の子を確かに見た。
51: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:43:26.12 ID:CyvToi5w0
インデックスの血まみれの手を握って必死に呼びかける。出血量が半端ではなく、まだ生きていることが不思議なくらいだった。
禁書「とうま……」
52: ◆SoZEW6Fbg2[saga]
2014/03/03(月) 20:48:24.31 ID:CyvToi5w0
禁書「とうまが死ぬのだけは……絶対にダメなんだよ………」
禁書「とうまが死んじゃうくらいなら……私の命なんて惜しくない……」
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