過去ログ - 千早「先生と私」
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24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 20:52:33.40 ID:bEFC5GTXo


 先生より先に、お母さんに電話した。

 ――アイドル……千早が?

 お母さんはちょっと驚いたように言って、それから嬉しそうに。

「オーディションの合格のお祝いしなきゃね」

 今度の日曜日にこっちで夕飯を食べよう、と提案してくれた。
私は素直に、ありがとうとその提案を受けた。

 お母さんと先生だけに報告すると決めていた。お父さんは止めにした。
まずお母さんに連絡先を訊き、電話して、報告するのはちょっと私には荷が重すぎた。

 もっと余裕が出来てからでも構わないだろう。そして優に報告するのも。

 私は他の教員から訊いておいた。"先生"の電話番号を押した。

 コール音は中々途切れなかった。落ち着かなかった。

 やがて、コール音が切れたが、先生ではなく、無機質な女性の声が電話を取った。


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