過去ログ - インデックス「とうまが消えた」美琴「あんた、水は、トイレは?」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/03(月) 00:01:32.00 ID:2w+C1lrs0
なら、自分の足で会いに行きたい。
少しでも気を緩めて止まってしまったら、彼にもう会えないような気さえする。
不安で胸が張り裂けそうになるかと思えば、安堵で吐き気が引っ込んだような気持ちになる。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:06:16.09 ID:2w+C1lrs0
「のわ!?」
彼が右手を突き出す。私はとっさに、両腕で胸を覆い隠した。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:14:29.70 ID:2w+C1lrs0
「409号室だ」
「オーケー。後で行くから、待ってなさいよ」
「お見舞いはメロンでいいかも」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:16:53.90 ID:2w+C1lrs0
インデックスと上条当麻は、確か同棲しているのだったか。
ジャージとトレーナーを交互に眺めながら、私はふと思い出す。
それも、二人の距離の近さを嫌でも感じていたからだ。
彼への嫉妬は今に始まったことではないが、ああも見せつけられるとイライラしてくる。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:20:15.44 ID:2w+C1lrs0
「お願いします」
「400円だ」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:22:11.44 ID:2w+C1lrs0
私は、今の今まで彼女はそこにいたという認識をしていた。
けれど、まるで出会ってすらいないかのように、すっと少女の印象が薄らいでいった。
どうでもいい。そんな気さえした。実際、少女のことを考えている暇はない。
そうだ、上条当麻の病室に急がなければと、足早に売店を後にした。 そう、上条当麻のお見舞いに来たのだ。
以下略
8
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:24:07.61 ID:2w+C1lrs0
「さっき着替えてる間に、けっこう渇いたから大丈夫だけど」
「そうか? あと、そこにドライヤーあるから適当に使ってくれ」
「ありがと……」
以下略
9
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:26:18.09 ID:2w+C1lrs0
「あんたさ……」
どこから帰って来たのか、何をしてきたのか。
以下略
10
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/03(月) 00:32:33.09 ID:2w+C1lrs0
「入院、長引きそうね」
「そうだね。とうまが悪いんだよ」
「とほほ……」
以下略
11
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/03(月) 00:33:16.99 ID:2w+C1lrs0
それから、暫く私は他愛もない話をして、夕方くらいにインデックスと病室を後にした。
もう、雨も上がっていた。雲間から、斜陽が散乱して家々をオレンジに染め上げていた。
「あいつ、本当に大丈夫なの?」
以下略
12
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/03(月) 00:34:02.45 ID:2w+C1lrs0
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