過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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433
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:44:33.60 ID:ueyk+NSp0
「あ、圭助さん」
夕方の鍛錬を終えた少佐を自室までお送りして私の部屋に帰る途中、不意に廊下で声を掛けられた。
振り返るとそこには宮藤さんが立っている。
以下略
434
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:45:16.78 ID:ueyk+NSp0
「坂本さーん!!」
坂本少佐の部屋の前で、宮藤さんはノックをしつつ大声を張り上げる。
しかし、しばらく待つも部屋から返答の声は返ってこなかった。
以下略
435
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:46:29.09 ID:ueyk+NSp0
「坂本さーん?いないんですか?」
宮藤さんはそのまま何の躊躇もなくドアを開けて部屋へと入って行った。
私が止める暇すらなく。
以下略
436
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:48:00.26 ID:ueyk+NSp0
「宮藤!」
そう呼びかけると坂本少佐は部屋へと駆けこんでいく。
程なくして聞こえてきたのは少佐の怒声であった。
以下略
437
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:48:51.00 ID:ueyk+NSp0
そのまま少佐は振り返ることもなく、部屋から出て行ってしまう。
私はしばらく躊躇った後、床に座り込んでいる宮藤さんの元へと駆け寄って行った。
「宮藤さん、大丈夫ですか?」
「……けいふけ、はん?」
以下略
438
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:49:48.65 ID:ueyk+NSp0
「私……坂本さんの部屋に入るの初めてだったんで、つい珍しくてあっちこっち見ちゃったんです」
確かに欧州風の石造りの部屋に扶桑風の畳や掛け軸を置いた少佐の部屋の内装は一種独特だ。
宮藤さんが興味を持つのも分かる。
以下略
439
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:52:18.86 ID:ueyk+NSp0
「では、よろしくお願いします医官殿」
「おまかせください」
医務室にたどり着き、医官の方に宮藤さんを預けると、私はすぐにミーナ中佐と坂本少佐がおられるであろう隊長室へと向かった。
以下略
440
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 00:53:11.29 ID:ueyk+NSp0
そして、数日後。
「じゃ、行ってくるわね」
「ああ。留守は任せろ」
「土方、留守は頼んだ」
以下略
441
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 01:00:30.10 ID:ueyk+NSp0
「……おいおいどうした土方。表情が怖いぞ」
「も、申し訳ありません」
どうやら無意識のうちに内心が表情に出ていたようだ。
バルクホルン大尉の言葉に、恐縮して答える。
以下略
442
:
坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/05/17(日) 01:02:09.58 ID:ueyk+NSp0
以上です。
1か月近くお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
この後も、いつまでにとはっきり申し上げられないのが心苦しいですが、エタらせることだけは決してしないことをお約束します。
それでは。
443
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/05/17(日) 01:06:19.83 ID:V2bo2hIgO
乙です
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