過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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129:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/27(木) 19:44:49.54 ID:4cFJqtI50

しばらく歩くと、運び屋はとあるアパートの敷地へと入って行った。
どうやら目的地に着いたらしい。


「……バレル。どうやら着いたみたいだ」

<んだよ、結局秋葉原に戻ってきただけじゃん>

「あぁ、そうだな。とりあえず早く来い」

<了解>


周囲を見渡す。見られているという気配は無い。感覚にも引っかからない。
ちょうどよく、建物と建物の間に塀とフェンスで隔絶された人気の無い路地を見つけた。
岡部はフェンスを楽々と乗り越え、そこで運び屋の行く末を見守る事にした。アパートは垣根の向こうの正面にある。
運び屋はアパートの二階へと続く階段の前に立つと、携帯を取り出し何処かに電話をし始めた。
二階に届けるつもりか。一人で持つにはIBM5100は少々重い、それに重要な品物だ。
二階に仲間がいるとすれば運ぶ為に出てくるだろう。そして、その時にもしかしたら奴も……。



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