過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/05(水) 18:14:01.11 ID:le+00tLo0
だが、その刹那。強烈な打撃音がラボに響いた。電光石火のような攻撃が、ラウンダー達を襲ったのだ。
襲撃者は無駄の無い動きでラウンダーを叩き伏せていく。
襲撃者――それはラボの下でバイトをしている阿万音鈴羽だった。
彼女の攻撃を喰らい、瞬く間にラウンダー達は顔を地面に伏せた。
鈴羽はそのまま落ちた銃を拾い、残った萌郁に突き付けた。そして萌郁の拳銃も鈴羽を捉えた。
銃口が睨み合った。死線が張り詰める。
鈴羽はその状態で、何かを呟き始めた。
「42、ブラウン管、点灯済み」
暗号のようなその言葉に、岡部は一瞬何をしていいのかわからなかった。
が、すぐに理解した。
タイムリープマシンを稼働させるのに必要な条件。
リフターである下層の42型ブラウン管テレビが、鈴羽によってつけられている。
タイムリープしろと、彼女は言っているのだ。
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