過去ログ - エドワード「賢者の石の手掛かりを探しに巨人の街へ行く」
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72:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/02(水) 07:29:51.19 ID:9+CC3w+R0
ザクッ!

恵まれた戦闘の才能は狙った的から外れることを許容しない。

さながら、一流の銃士。

ワイヤーを伴ったそれは、獣から繰り出されて間もない刹那に、根元へ的確に突き刺さる。

ブシュウ!

ガスを放出する立体機動装置。

経験か、才能か。

あまりにも使い手の意志と一体化されている装置は、高速でワイヤーを巻き取り、そして、

よぎる。

先に女型の巨人と対戦した、自由の翼を翻す戦闘の天才を。その小さな背中を。

違いは何か。

己との違いは何か。

身体能力か。戦闘経験か。

――迷いの、有無か。

ミカサ「――ああああああああああああああああッ!!!!」

鞘から取り出した刃を逆手に持ち替える。黒髪が螺旋状になびいた。


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