過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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209: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 09:33:32.59 ID:lu3tS7gx0

一夏「あ、いたいた」

鈴「あ、一夏…………」

鈴「今日はどうしたのよ。シャルロットやラウラと一緒じゃないの?」プイッ

一夏「いつも一緒にいたいってわけじゃない」

一夏「俺だって、たまには鈴の顔だって見たいし、話をしたいんだ」

鈴「ふーん」

鈴「じゃあ、一夏はあの二人のことをどう思っているわけ?」

一夏「え」

鈴「満更悪くないって思ってるんでしょう?」

一夏「そりゃあ、産業スパイや俺の命を執拗に狙うおっかない軍人だった頃よりずっといいに決まってる」

一夏「それに、専用機持ち同士、仲良くできたら最高じゃないか」

鈴「そうじゃないのよ、そうじゃ…………あ」

鈴「じゃあ、一夏は二人から指輪をもらったけど、結婚したいって思っているの! どうなのよ!」

一夏「!」


両者「………………」


鈴「ごめん。せっかく一夏が私に気を遣ってくれたのに…………」

一夏「いや、俺も軽率だったとは思ってる」

一夏「けど、俺はこの歳で結婚なんて考えてないし、第一まだ結婚できる年齢にもなってないし、結婚を考える時期を迎えたってわけじゃない」

一夏「俺は、ただ単に友人から大切なモノを預かっているだけで、受け取った覚えはないぞ」

鈴「けど、ここは実質的に無法地帯なのよ? 形ばかりの結婚生活だってできるもんよ」

一夏「それは…………そうじゃない、そうじゃないんだ!」ガシッ

鈴「ちょっと痛いわよ……」

一夏「それじゃ、こう言えば機嫌を直してくれるか?」

鈴「?」


一夏「俺が鈴に話しかけるのに所帯持ちであることが障害になるって言うのなら、俺は結婚なんてしない!」


鈴「!!!?」




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