過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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35: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:21:59.53 ID:esIQ1gOT0

副所長「さて、『打鉄』の輝かしい世界記録の数々を語ると本題に入れないからな。それはおいおい語るとして」

副所長「まず、この簪ちゃんの機体の名は『打鉄弐式』だ。俺が設計した」

一夏「それって凄いことですね!(す、スゲー!)」

副所長「まあな。乗り手を選ぶ性能だが、防御重視の『打鉄』とは違って、機動力に特化した第3世代型だ」

副所長「イギリスの『ブルー・ティアーズ』なんか目じゃないぜ」

一夏「…………『ブルー・ティアーズ』?」

副所長「専用機だよ、イギリスの専用機。狙撃特化の機体だ」

使丁「なにっ!?」

副所長「どうした?」


使丁「実はカクカクシカジカで」


副所長「ふぅん。普通なら勝ち目はないな」

一夏「…………『何とかなる』って気はしていたんだがな」ハア

副所長「…………!」ピクッ

使丁「今は勝てなくたっていい。けどせめて、一太刀浴びせられる程度は無理なのか……?」
            
 ・・・・・・・・
副所長「いや、――――――普通じゃないなら勝てるぞ」シレッ


一夏「え」

使丁「それはどういうことだ? 『普通じゃない』っていうのは」

副所長「ここで採用されているもう1つの訓練機の『ラファール・リヴァイヴ』はあんまり詳しくないが、」

副所長「『打鉄』に関してなら俺は何でも知ってる」

使丁「ほう? どうやら何か策があるようだな、“プロフェッサー”」


副所長「ああ、度肝を抜かしてやろうぜ?」ニヤリ


副所長「次いでに『ブルー・ティアーズ』の最初の戦績に華々しい敗北を刻んでやる」

一夏「………………」ワクワク

副所長「まあ、とりあえず俺がここに来た理由は、一番は代表候補生の簪ちゃんに専用機を納入することだが、」

副所長「――――――もう1つの目的はお前なのだからな、“千冬の弟”」

副所長「そろそろ終わったかな?」

簪「はい」ピピッ!

副所長「それじゃアリーナに向かおうか。まずは何よりも操縦感覚に慣れることだ。それとデータだ」

使丁「おお!」

一夏「ありがとうございます!(すっげー! トントン拍子で話がうまい方向に進んでる! 千冬姉さまさまだな!)」




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