過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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370: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/17(月) 09:31:19.02 ID:TGLi8lbx0


ビュウウウウウウウウン!

一夏「はあああああああああああああああああああああああああ!(イグニッションブーストおおおおおお!)」

福音「!!!!」ドーン!

箒「――――――『銀の福音』が消えた!?」

箒「いや、一夏!? 一夏あああああああああああああ!」

簪「このままだと、海に転落――――――!」

セシリア「一夏さん!」

箒「動け、『紅椿』! 何をしている!」(戦闘続行不能)


ビュウウウウウウウウン!


一夏「……なあ、『銀の福音』?(ああ……、垂直降下で真っ逆さまに海に落ちていくよ。もう「完全停止」できる距離でもないし、――――――ならば!)」

一夏「一人で死んでいくのは嫌だろう?(――――――『零落白夜』解除。とは言っても、元々ミリぐらいしか残ってなかったんだ)」

一夏「一緒に海の底に沈もうか(――――――装甲以外の量子化装備を全て解除。まあさっきの一撃で残った片翼の上半分削れたしな)」ニコッ

福音「!!??」ジタバタ

一夏「大丈夫だ。もう放さないよ(――――――PICカット。これによりISは、ただ重たいだけの鉄の塊になる)」ヒューーーーーーーン!

一夏「(そして、『銀の福音』の主力装備はレーザーだから、水に浸かれば攻撃手段は何もかも失われる。まあ、相手としてもすでに満身創痍なんだが)」

一夏「(だが、それでも高速戦闘に対応できる機体でなければまず接敵することもできないんだから、確実に『やつ』を仕留めるには――――――!)」


副所長『ある意味においてISを倒す最終手段とは、PICで受け切れない外部の重量のおもりを括りつけて海に沈めることだからな』


一夏「………………!(――――――これしかない!)」

福音「!!!!」


ザバアーーーーーーーーーーン!


一夏「!!!!」ボボボボ・・・・・・

福音「!!!!!!!!!!」ボボボボ・・・・・・



――――――ごめん、千冬姉、みんな。

――――――俺、頭に来たから、意趣返ししてやる!

――――――今は反省している。

――――――けど、俺ばっかり心配させられてるのはフェアじゃないから。

――――――だから、一世一代の意趣返しをさせてもらった。

――――――もしこれで生きていたとしても、「心配掛けてごめん」だなんて言わないんだからな!

――――――そういうわけで、さようなら、みんな。


箒「一夏あああああああああああああああああああああああ!」



その日、少年は海に消えた。大いなる傷痕を人々の心に残して。








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