過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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◆G4SP/HSOik
[saga]
2014/03/17(月) 09:33:15.33 ID:TGLi8lbx0
最終話 壁を乗り越えて
-SECOND SHIFT-
――――――林間学校、2日目 夕方
箒「…………うぅ、一夏」グスン
鈴「…………」
ラウラ「…………最後の頼みの綱は、“プロフェッサー”からの報告だけか」
シャル「…………い、一夏。一夏がいなくなったら、僕、どうすればいいの?」グスン
セシリア「シャルロットさんも泣かないでください! 私も耐えているのですから……」ウルウル
簪「…………一夏」ウルウル
副所長「…………」
担当官「帰ってきたぞ」
千冬「それで、どうなのだ……?」
シャル「一夏は、一夏は無事ですよね……」
副所長「…………すまない」
一同「………………!」
・・・・・・・・・・
副所長「何も見つからなかった」
鈴「え」
シャル「『何も』――――――?」
担当官「それはどういうことなんだ! 説明してくれ、“プロフェッサー”!」グラグラ
副所長「…………落ち着け。話ができん」
千冬「止めろ。大の大人が見苦しい……」
担当官「…………くっ」
千冬「それで、『何も見つからなかった』というのは?」
副所長「言ったとおりだ」
副所長「奇妙なことに、海域をどれだけ探しまわっても、一夏の『白式』はおろか『銀の福音』すら見つからなかった」
セシリア「へ」
シャル「そ、それって――――――!」
副所長「――――――『可能性は残された』ということだ」
一同「…………!」パァ
千冬「ということは――――――」
副所長「そうだ。目標の撃墜が確認できない以上、厳戒態勢は継続だ」
一同「!!」
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