118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:02:23.30 ID:tbGW0px10
穂乃果「さてと、家に帰ろっか?」
雪穂「ほ、ほんとに大丈夫なの? さっき吐きそうになってたけど」
穂乃果「大丈夫大丈夫! 私はそんなにヤワな人間じゃないよ」
119:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:03:12.05 ID:tbGW0px10
ー現在ー
ガララー
ほの母「いらっしゃいませ。 って海未ちゃんじゃない」
120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:03:52.13 ID:tbGW0px10
海未「わからないって……。 まぁそういうところはあなたらしくていいと思います」
穂乃果「えへへ。 それじゃあ行ってくるねお母さん。 晩御飯も外で食べてくると思うから!」
ほの母「あら、そうなの? せっかく今から海未ちゃんの分も用意しようと思ったのに」
121:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:04:21.87 ID:tbGW0px10
海未「ではどこへ行きましょう。 夜の秋葉原でもまわりますか?」
穂乃果「ううん。 実はね、行きたいところがあるんだけど、場所がわからなくて」
海未「あぁなるほど。 それで先ほどは『決めてない』ではなく『わからない』と言ったのですね」
122:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:04:53.94 ID:tbGW0px10
海未「……確かことりの7回忌に一緒に行かないかと誘った時、『記憶のない人間が行ってもきっとことりさんは喜ばないから』とか言ってついてきませんでしたよね?」
穂乃果「……うん。 でも普通に考えたらそんなのおかしいよね。 記憶がなくても私は私、高坂穂乃果なんだもん。 たとえ記憶には残ってなくても、ことりちゃんと一緒に過ごした過去は消えたりしない。 私が顔を出すだけでも、ことりちゃんはきっと喜んでくれたはずなのに」
穂乃果「ことりちゃん、ごめんね。 6年も会いに来なくて、さみしかったよね。 ことりちゃんが死んじゃう間際のことも海未ちゃんから聞いたよ。 本当にごめん。 ことりちゃんが痛い思いしてる間に私はずっと呑気に眠っていて……死目にもそばにいてあげられなくて……挙げ句の果てには海未ちゃんを勘違いしたまま天国に行っちゃった……」
123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:05:51.03 ID:tbGW0px10
…………
ことり「ねぇ海未ちゃん聞いてー♪」
124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:06:30.05 ID:tbGW0px10
穂乃果「」zzZ
ことり「穂乃果ちゃーん。 起きてー」
穂乃果「ふ、ふわっ!? 地震……!? きゃ、お父さんが家の下敷きに! わ! どこからともなく金髪の巨人がこっちに! あぁお父さんが……!」
125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:06:59.64 ID:tbGW0px10
穂乃果「え?」
海未「ほら見なさい。 やはりあなたの勘違いで……」
穂乃果「当たり前でしょ。 ことりちゃんには私が16年半守ってきた処女をあげたんだから。 あれが夢だったって言うんなら私発狂して窓から飛び降りるよ」
126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:07:35.03 ID:tbGW0px10
海未「……気づいたら夜になってました。 昼間のことは実は夢で……なんてオチは用意されてないみたいですね、悲しいことに」
海未「……それにしても、まさか本当に穂乃果とことりが付き合ってるなんて……。 ……なんで私が選ばれなかったのでしょうか……。 なんで、どうして……? そもそもあなたは廃校を阻止するために頑張るって、今はそれが大事だからって真剣な顔で言ってたから私は邪魔しないようにとこの気持ちを伝えるのを我慢してたんですよ……?」
127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:08:04.72 ID:tbGW0px10
ー1ヶ月後ー
海未「どうしましたことり。 急に家にきてほしいなんて」
ことり「うん……。 海未ちゃんには伝えておかなくちゃと思って……」
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