過去ログ - 藤原肇「彼方へ」
1- 20
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:15:04.43 ID:2XKtwCeO0


私と藍子さんの二人だけだった所属アイドルでしたが、今ではかなりの人数が居ます。

人数が増えたおかげで、引っ越しをしようかと言う話も持ち上がっています。
以下略



20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:16:33.25 ID:2XKtwCeO0

___
__
_

以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:18:51.91 ID:2XKtwCeO0


奥へ、と言う程でもありませんが、継ぎ接ぎの目立つソファーまで歩みを進めます。


以下略



22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:20:23.62 ID:2XKtwCeO0


「…今私が座ってますから」


以下略



23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:21:45.77 ID:2XKtwCeO0


私は事務所の隅の誰の邪魔にもならない場所に向かいます。

別に静かにしろと言われた訳でもありませんが、音を立てず忍んだ足運びでそっと移動しました。
以下略



24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:23:36.75 ID:2XKtwCeO0


藍子さんは始終座ったまま身じろぎ一つせず同じ姿勢を保っています。

もしかして寝ているのではないかと言うほど微動だにしませんが、それが違う事を私は知っています。
以下略



25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:25:20.24 ID:2XKtwCeO0


思い違いも甚だしいと、直接言う事はありませんが私は内心そう思っていました。

プロデューサーが藍子さんを見てくれなくなったのは私のせいだなんて、見当違いもいいところだと言う事です。
以下略



26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:28:05.37 ID:2XKtwCeO0


思考の海に全てを投げ出しても、やはり人間の体というのは正直なものです。

すっと立ったままでいるのは中々辛いもので、重心を右に左に傾けながら姿勢を維持します。
以下略



27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:30:15.51 ID:2XKtwCeO0

「…歩いてもそんなにかからない距離ですね」


私はそれだけを言って、事務所の出入り口へと歩み寄ります。
以下略



28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:31:29.30 ID:2XKtwCeO0


私の成長を見守ってきたこの事務所も、私の居場所はありませんでした。

ですが、それは飽く迄、私にとってです。
以下略



29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 15:34:27.57 ID:2XKtwCeO0


この町には何も無いと、あなたは私に言いましたね。

でも、あなたはこの町であなたの居るべき場所を見つけられました。
以下略



40Res/27.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice