過去ログ - 【R18】妃宮千早「貴方達……恥を知りなさいっ!」
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143: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 04:55:23.23 ID:T/SY+gZKo
立花耶也子「……んしょ、これで最後っと――結果出ましたっ!」

皆瀬初音「では投票結果を申し上げます。処罰に賛成――二十三票。反対――七票……。以上を持って、本議題は仮可決と致します!」

 こうして新聞部、報道部に対する処罰の仮可決が行われた――。

皆瀬初音「では……皆さん、資料の最終ページを御覧下さい」

 資料の最終ページには今回の処罰内容と……新聞部、報道部の活動改善命令。
 また記載されている項目に違反した場合の、部および部員に対する処分対応内容が記載されている。
 項目は十五項目以上――違反した内容によるものの、最悪の場合は新聞部および報道部の即時解体。
 その上、部員の他部への移籍を原則禁止すると記載されており、相当厳しい内容となっていた――。

七恵莉花子「な、なによ……これ……厳しすぎる」

三条静羽「……む、無理ですよっ!」

烏橘沙世子「貴方方や部員、そして以前の生徒が行って来た事の対価が――これよ」

皆瀬初音「勘違いしないで下さい。私は新聞部や報道部を潰したい訳ではないです。そして――これは所詮、仮決定です」

七恵莉花子「――か、仮決定?」

皆瀬初音「はい。この議題は次回の生徒総会にて再提起します。そこで全校生徒からの投票を行った上、可決した場合は正式決定となります」

烏橘沙世子「勘違いしないで欲しいけど、仮決定とは言っても効力は正式決定時のと変わらないから」

 莉花子と静羽は諦めたのか、黙りこんで椅子から動かない。

皆瀬初音「では――皆さん、ありがとうございます。この資料は一部、黒塗した上で掲示板に即日掲示されますので置いて行って下さいね」

烏橘沙世子「本当に……お姉さまが来なければ終わってたわ」

皆瀬初音「薫子ちゃん、ありがとうございます!」

七々原薫子「――あははっ……どう致しまして……なんで到着して早々に、盗撮映像晒されないと――」

烏橘沙世子「(この、お姉さまどうするのよ?)」

皆瀬初音「(その内、元に戻りますから行きましょ)」

 上の空のまま、小言を嘆いている薫子を尻目に初音や沙世子、生徒会役員達は撤収の準備を開始する。


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