過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:23:04.52 ID:ygwalSWe0
「っぶねえ……!?」
ナイフの恐ろしいところは、振り上げておろす、という決まった動きのみではなく、
どの位置からどの向きへ動かしても、そこに対象が居さえすれば切りつけることができる点である。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:23:59.80 ID:ygwalSWe0
だが、人間の体は急な動きからまた違う向きへの急な動きに滑らかにもっていくことなど、
ましてや殺人のための動きならば、訓練をしていなければなかなか出来るものではない。
だから、降り下ろし終えてから向きを変えた攻撃が来るまでの間に、上条にはほんの一瞬、
微々たる時間があった。
以下略
12
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:25:10.88 ID:ygwalSWe0
「うおおお!!!」
次に来るナイフの軌道を予測する。
通り魔が上条を[
ピーーー
]ために動かさなければならない腕の動きを先読み、動く。
そして、ナイフを持つ腕を止めるために必要なタイミングで左手をのばす。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:26:28.43 ID:ygwalSWe0
えっ・・・伏字・・・・
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:28:06.04 ID:ygwalSWe0
通り魔のナイフのある腕を完全に脇に挟み込み、刺される前に右の拳を堅く、鋭く、
通り魔のフードの下へぶちこんだ。
「がッ……!!」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:32:25.56 ID:ygwalSWe0
「ガフッ…ガアッ…ガハッガハッ……」
鼻血が流れ出している。殴られた瞬間に、少量の血が喉のほうへ逆流してしまったのか、
苦しそうに咳ごんでいる。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:35:28.31 ID:ygwalSWe0
なんだよそれといいつつも、噂くらいは聞いたことがあった。だが、詳細は知らない。
スキルアウトのリーダーが死んだという噂が流れた辺りから無能力狩りというワードも聞かなくなっていたため、上条も完全にその話を忘れていた。
―――通り魔がフードを外す。お世辞にも格好いいとは言えない容姿の男だ。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:39:01.21 ID:ygwalSWe0
上条は預かり知らないことだが、とある暗部の活躍でそのあたりは解決していたのである。
だが他の事件が連続して起きていた一方で、こちらの状況は大きく様変わりしていたようだ。
「(スキルアウト達だけで無能力者狩りを止められたとは思えない、他の誰かが止めたんだろうけど上条は預かり知らないことだが、とあるやつらの活躍でその辺りは解決していたのだが。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:39:57.57 ID:ygwalSWe0
「(もしそうなら、そんなのはダメだ。初めに悪いのはどちらか、とかじゃなくて、またこういう状況になってること自体がダメだ。なら―――)」
「(誰かがまた、止めてやらなくっちゃな)」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/12(水) 16:44:34.02 ID:ygwalSWe0
「無能力者狩りって、まるで能力者がみんなして寄ってたかって無能力者を傷つけようとしてるような言葉の響きだけど。
組織があるのか?それに、お前こそ、さっきから能力を使ってねえよな?」
そう。無能力者狩り、なんて言うわりには、さっきから能力を全く使わないのが上条は腑に落ちなかった。
以下略
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