過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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102:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 19:58:03.59 ID:ygwalSWe0
「―――ええ、お久しぶりですね」

敬語だ。やはり、というか―――まるで別人ではないか。


「間違い、ないんですね」

「ええ。私はあなたを痛め付けた垣根帝督そのものであり、ひいてはその能力そのものです」

「―――垣根さん、まるごと能力だったんですか?」

黒桐が目を見開いて驚く。

「ええ。元の垣根帝督は、かつて暗部にいました。学園都市に牙を向こうとしましたが、その手段としてまず第一位を倒すことから始めようとして―――敗れました」

「その際、垣根帝督は第一位を誘き出すために彼が大切にしている少女に危害を加えようとしました。
その少女を探す過程で、居場所を知りながら口をつぐんだこの方に、私は―――あろうことか、暴力で口を割らせようとしました。
それから私は第一位に敗れ、回収され、脳だけになり、それから垣根帝督は能力のみで脳以外の体の全てを―――いや、脳さえも作り出せるようになりました。
そうして生み出されたのが私です。私は垣根帝督であり、その能力ですが、「垣根帝督」の主権を握っていた、かつての悪に染まっていた垣根帝督から私は垣根帝督の主権を剥奪しました。」


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