過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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109:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:04:04.18 ID:ygwalSWe0
結論から言うと、眼前の男はなにもしなかった。ただ、雷撃の槍が、私に向かって帰ってきたのだ。
私はそれをまた操作し、事なきを得る。

『(……能力がなにかは分からないけど、とにかく色々試す必要がありそうね。
それで能力の正体を暴いていって、攻略法を考えていくか――)』

『こねェならこっちからいかせてもらう』

白髪の男が地面を軽く踏むと、突如ビル群が崩壊し、ビルを構成した瓦礫や鉄骨がミコトに襲いかかる。

『―――なによ、それ!?』

唖然とするが、今はとにかく切り抜けなくてはならない。
すぐに思考を切り替え、磁力を駆使して鉄骨から鉄骨へと移動、電撃で瓦礫を破壊、その繰り返し―――

――その過程で、白髪の男から意識を離したのが、いけなかった。

『はァい、まずは一人。残機は残り、127だァ』

どこからともなく現れた白髪の男が、ミコトの首を捉える。

最後に聞いた白髪の男のそんな言葉が、暗転するミコトの世界に、いつまでもこだまし続けた―――――




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