過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 14:59:08.89 ID:gUNVYqIl0
そうだった、式の直死の魔眼は概念さえ殺せるんだった。
いや、今はそれよりも―――
「そうだ式、なんでここにいるんだ!?」
「アンタ、知り合い?あの着物の女は何者なの?見ない顔だけど」
「後で話す!」
「………絶対だからね」
少し不満な顔をする御坂だが、今はそれどころではない。今も横では一方通行がフルパワーでベクトル操作を行っているのだ。
――――というか、上条はそもそも御坂のそういう顔には気づかない。
「お前には関係ないよ。でも、目的は多分同じだ」
淡々とした口調で告げる。
それを聞いたアクセラレータは式を嘲笑って、言う。
「へェ、お前もか。―――誰だかしらねェが、この引力を突破したのだけは認めてやる。だが――――」
「お前じゃ勝てねェ」
両手を広げて、アクセラレータは断言する。
「―――ああ、そう」
つまらなそうに式は答える。
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