過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 15:06:18.54 ID:gUNVYqIl0
突如、二人の動きが止まる。
戦っている者達にしかわからない、静止、見合いのタイミング。
「―――やるじゃねェか。おまえ、level5か?」
いいえ、と両儀式は答える。
「まァ、その眼が能力の肝らしいな。―――原石か」
どうでしょうね、と両儀式。
「ふン――――だがこれじゃまだ俺は殺せねェな。お前の獲物はその刀――――なら、一定の距離を保ちつつ隙を与えなきゃ済むことだ」
そうね、と両儀式は全く動じる様子がない。
「チッ。もォいい、殺――――」
そういいかけたアクセラレータの眼に映ったのは、全身が内側から凍りつくような、両儀式の微笑。
「――――無理よ。もう、視えているもの」
そう告げたのを聞いたときには、既に彼女はそこには居なかった。
両儀式は、一歩で5メートル近い距離を0に詰めた。とんでもない歩法。その踏み込みから、全力の一刀をアクセラレータに叩き込んむ―――――――!!
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