過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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328:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:55:42.58 ID:gUNVYqIl0
それから橙子さんは、僕と式に説明したのと同様に、新絶対能力者進化実験の全てを彼らに語った。

アクセラレータと初めのミサカミコトが目覚めたこと。

二人が理不尽な実験をやらされる過程。

アクセラレータ抱えていた闇。

126回殺されてからの、127戦目におけるミサカミコトの健闘。
そして――――――

128戦目の、哀しい最後。




じっ、と話を聞いていた上条君達は、橙子さんの話が終わってからも言葉を発さなかった。

僕も、式も、なにも言わなかった。

言おうと思えば、言う言葉も探せばあったかもしれない。
でも―――――

僕達は既に、この問題に対する自分なりの答えを見つけている。

その僕たちが、今まさに自分なりの答えを探し求めようとしている彼らに何か言うことは、彼らの成長を阻害することだから――――

だから、なにも言わなかった。

………式に関しては、元々ただ黙っているつもりなだけかも知れないけれど。


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