過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/16(日) 15:45:12.95 ID:gUNVYqIl0
「――――じゃあ、アレイスター=クロウリーというのはとんでもない実力者と言うことですか」
「いや―――『実力者』なんて次元にはないよ、黒桐。アレの強さは言葉では説明できないんだ。
ビルに施された魔術なんて、あんなものはヤツのお遊び程度にもなっていない。
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2014/03/16(日) 15:45:54.87 ID:gUNVYqIl0
「でも――――橙子さん、なら、そんな魔術師の頂点に立っていた魔術師が魔術を捨てて科学に走ったというのは、大問題じゃないんですか」
「無論だ。だから、ヤツは「世界で最も魔術を侮辱した魔術師」として世界中の魔術師を敵に回す羽目になったんだよ。
魔術師討伐組織に追われ、最終的にはイギリス清教の追っ手に致命傷を負わされた。
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2014/03/16(日) 15:50:14.17 ID:gUNVYqIl0
「―――やあ、蒼崎。二度と会わないことを願うと言っていたが、よもや君の方から来るとはね」
開口一番、大魔術師アレイスター=クロウリーは橙子さんを挑発することから始めた。
―――橙子さんがいっていた通りの状態だ。ビーカーみたいなものの中で、手術衣を着て逆さまに浮いている。――――この都市はぶっ飛んでいるけれど、統括理事長が一番ぶっ飛んでいるじゃないか。
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2014/03/16(日) 15:50:59.77 ID:gUNVYqIl0
「黒桐、やめろ。こいつとまともに会話しようとすること自体が間違いだ。私たちが自分を殺しに来てると知っていて、来客などと称すんだからな」
ほう、と息を漏らすアレイスター=クロウリー。
「分かっているだろう蒼崎。私には挑むことすら無駄だ。―――お前たちの目的がなんであろうと、それが果たせないのなら、それはただの来訪に過ぎないだろう」
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2014/03/16(日) 15:51:46.86 ID:gUNVYqIl0
「と、橙子さ―――――」
「――――終わらんよ、アレイスター」
橙子さんがそう宣言すると、その匣からまた次の怪物が現れてアレイスター=クロウリーに襲いかかる――――!!
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2014/03/16(日) 15:52:15.32 ID:gUNVYqIl0
その瞬間。橙子さんの持っていた匣ごと、文字通り、僕らとアレイスター=クロウリーを除くこのフロアのすべてが吹き飛んだ。
「「うわぁッ―――――!?」」
爆発の瞬間、僕はとっさにインデックスを抱きかかえるようにして守る。
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2014/03/16(日) 15:53:18.69 ID:gUNVYqIl0
「―――初めから、居なかった?」
どういうことなんだろう。だって、あの人は確かにそこで逆さになって、僕たちと会話をして、橙子さんの使い魔を倒したのに――――
「言っただろう、黒桐。アレイスター=クロウリーは、いかなる法則も完全に無視した、次元さえも違う曖昧な存在なんだ。
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2014/03/16(日) 15:54:00.74 ID:gUNVYqIl0
「―――それで、式。ここにこんなに部外者を連れ込んで、どういうつもりなんだ」
――――伽藍の堂。
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2014/03/16(日) 15:54:33.64 ID:gUNVYqIl0
それから僕達は、少し遅れた自己紹介をし合った。
式の紹介は橙子さんがやって式の怒りを買ったし、一方通行の紹介は上条君がやって一方通行は不機嫌になったけれど。
そしてそこで目を覚ましたインデックスが橙子さんを魔術師とバラしたり、僕と式がフィアンセだと堂々と言ってしまったりと、本題にはいるのは大分遅れてしまった。
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2014/03/16(日) 15:55:10.66 ID:gUNVYqIl0
橙子さんのその一言で上条君達はあわや荒立つ寸前だったけど、なんとか落ち着かせて話を聞いてもらうことに成功した。
――――主に上条君が美琴ちゃんと一方通行を抑えてくれたから。
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