過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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335:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:27:19.16 ID:gUNVYqIl0





以下略



336:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:28:24.14 ID:gUNVYqIl0
伽藍の堂は、年に一度人形の展覧会を行うアトリエとしての一面もある。

入口を通ってすぐ道が二つに分かれていて、片方は今いる事務所―――階段を降りれば工房へと続く―――への道で、本来は関係者以外立入禁止、となっている。

もう片方の道は、橙子が今まで作った作品―――人形たちを飾る、展覧エリアとなっている。
以下略



337:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:28:55.99 ID:gUNVYqIl0
展覧エリアでは、基本的に一本道を進みながら両サイドのショーウィンドウに置かれた人形を見ていく形になっている。

ある程度進むと広いエリアに出て、そこからは童話、神話、演劇とテーマ別に人形が置かれたブースがいくつもあるような構造。


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338:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:29:24.33 ID:gUNVYqIl0
――――ずっと、一緒にいられる『誰か』を渇望してやまなかった少年と、そのすべてをありのままに受け止めて歩み寄ろうとした少女。

それは、その二人の哀しい物語がついに迎える終焉。

――――その有り様は、永久に続く、相愛。


339:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:30:06.03 ID:gUNVYqIl0
そのブースを後にする時、僕は最後に一度だけショーウィンドウを振り返った。

ショーウィンドウの向こうの少年が、『これが、俺の望んだ全てなんだ』、と僕に告げたような気がした。

――――不器用で優しい彼のその表情は、彼らのその有り様が正しいのだと、確かに僕らに示すようだった。
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340:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:57:08.26 ID:gUNVYqIl0
昨日から梅雨に入り、外の天気はあいにくにも雨だった。

コンクリートにぶつかっては弾ける水滴が、なんだか今日は清々しく見える。

僕は傘をさして式と肩を並べながら、ゆっくりと歩く。
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341:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 16:59:55.33 ID:gUNVYqIl0
―――――第一章「紅涙終極」  完


342:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 17:07:10.33 ID:gUNVYqIl0
というわけで、第一章無事完結です。
本当ならもっと早く終わらせると言っていたんですが終わりませんでしたね、大変スミマセンデシタ。

レスにもありましたが、禁書と型月は結構相性がいいみたいです。
ちゃんと両作品の設定を細かく見ていけば、
以下略



343:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/16(日) 18:08:04.95 ID:6xDyK5Jpo

やべえ超おもしれえ


344:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/16(日) 19:55:52.50 ID:/n9HGLj40

確かに鮮花は出番を食われるw


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