過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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490:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/05/26(月) 22:38:35.09 ID:TytH9cRTo
……この子の雰囲気は、どことなく静音ちゃんに似ている感じがする。


「初めまして。黒桐幹也です。涙子ちゃんだね、よろしく。君もこっちに入っておいで」

「はい!」

うん、本当に元気がいい。
エネルギッシュなのはいいけれど――――

「もう、佐天さん。ここは病室なんだから、静かにしてください。白井さんも寝てるんですから」

「あっ、ごめんごめん…」

両手を合わせ、ボリュームを下げた音量、風のような声で謝る涙子ちゃん。これは憎めないタイプだ。
―――それにしても相変わらずしっかりしてるなあ、飾利ちゃん。


「それで、式。美琴ちゃんも来るときいてたけど」

「ああ、御坂ならすぐそこのロビーであのモヤシと話してるよ」

確かに彼は細すぎるくらいに細いし、真っ白だけど。それでも、モヤシ呼ばわりはないと思う。

「一方通行だろ、本人にいったらきっと怒るよ」

「いいんだ。知るもんか、オレの方が怒ってるんだ」

式の不機嫌は、何があったのかは知らないけれど、彼のせいだったらしい。でもさすがにそれはちょっとかわいそうだ。




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