過去ログ - 杏子「そして……叛逆の物語」
1- 20
76: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:54:28.79 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「やあ」

キュゥべえ──インキュベーターだった。

宇宙存続に必要なエネルギーを集める為に動いている、地球外生命体。
以下略



77: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 21:56:16.02 ID:MWIa//Ng0
杏子(思えば──あたしがさやかの家に居候させて貰ってるのもだが──
この時点で、もうどうしようもなくおかしかったんだよな。)

本来、魔法少女という存在になるには、キュゥべえと『契約』をしなければならない。

以下略



78: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:02:04.32 ID:MWIa//Ng0
ちなみに、この次元でも魔法少女が魔女と呼ばれる異形の存在になる事はない。

この宇宙には円環へと導く概念の手が届かない以上、魔法少女の末路は、本来の『ソウルジェムを砕かれて死亡する』か、
『絶望の果てに魔女』になるかの二択しかないはずだが…

以下略



79: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:07:18.91 ID:MWIa//Ng0
ただし、魔女化を免れた魔法少女の行く末は、決して円環へと導かれる訳ではない。

『消滅』だ。

これは、宇宙再編時にほむらが振るった力の元がなんであれ、あくまでそれの一部でしかない限界なのだろう。
以下略



80: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:08:19.84 ID:MWIa//Ng0
杏子「早速本題に入ろうじゃないか。
用も無くここへ来た訳じゃないんだろ?」

キュゥべえ「もちろんだよ。
──それじゃあ始めようか、この宇宙を存続させる為の対話を」


81: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:09:45.98 ID:MWIa//Ng0
─────────────────────

杏子「まず、お前はどこまで知っている?」

床でベッドを背もたれがわりにして座る杏子が、目の前のキュゥべえに鋭い視線を向ける。
以下略



82: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:11:15.80 ID:MWIa//Ng0
杏子「…………」

杏子はなにも答えなかった。

キュゥべえの真意の予想はつくのだが、確証は無い為に下手な反応はするべきではないという判断だ。
以下略



83: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:14:08.46 ID:MWIa//Ng0
─────────────────────

翌日の早朝、マミの家。

まだ日も昇ってない時間だ。
以下略



84: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:15:47.16 ID:MWIa//Ng0
マミ「こんな時間にわざわざ家まで来たって事は、なにかあったのね?」

杏子「ああ。
……昨夜、キュゥべえが現れた」

以下略



85: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:16:55.36 ID:MWIa//Ng0
……………………

………………

…………
以下略



86: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/19(水) 22:19:34.79 ID:MWIa//Ng0
キュゥべえ「……そうだね。暁美ほむらが、この宇宙──次元を再編したのは知っているよね?」

杏子「ああ……それくらいなら」

キュゥべえ「その後のこの次元の一番最初には、宇宙全体を巨大な力が覆っていたんだ。
以下略



412Res/224.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice