14:サンザシ飴、プロレタリア独裁、童貞喪失[saga]
2014/03/19(水) 18:46:17.57 ID:9aNlzy2go
東欧のとある国の内紛に端を発した戦争は、瞬く間に世界を覆い、災禍を撒き散らした。
それはこの国でも例外ではなく、戦争が終わってからも災禍は燻り、やがて革命へと発展した。
貧困の格差に堪り兼ねた労働者達が、打倒資本主義を掲げたのだ。
僕と彼女は、親がそうであったように、プロレタリアの側に立って革命に身を投じた。
そうして、その革命成就の間際、彼女は裏切った。
「君の密告で、仲間が大勢死んだ」
「……知ってるわ」
「皆は、仲間達は理由を知りたがっている」
「理由なんて意味ないでしょう? 例えば金に目が眩んだとして、例えば家族を人質に取られていたとして、どちらにしろ私のせいで大勢が死んだことには変わりないわ」
「だからって、どうして君はそうなんだ? どうしてそんな、落ち着いているんだよ……」
「だって、こうなることはわかっていたもの」
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