56: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:49:42.19 ID:nQrYk9UJ0
 マミ「気付いたわけじゃないわ。悪魔の暁美さんを眼鏡の暁美さんが見たら、どう思うのかなーって。そしたらなんだか笑えてきて」 
  
 ほむら「…偽町での戦い…ここでまたおっ始めてもいいのよ?」 
  
 マミ「あははは!ごめんごめん。そんな真剣な話でもないのよ。ただ私のカンだと、鹿目さんには言いづらいんじゃないかなって」 
57: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:51:33.64 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「…これでどうかしら?」…スチャッ 
  
 マミ「眼鏡…まだ持っていたのね」 
  
 ほむら「盾に放り込んであっただけよ。これをつけたからといって、性格が変わるわけじゃないけど… 
58: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:52:36.93 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「…取り乱したわ。もう大丈夫よ」ズビッ 
  
 マミ「鼻水拭きなさいよ…こちらこそ、ごめんね?」 
  
 ほむら「…カッコつかないわね…だから嫌なのよ…こういうの」 
59: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:53:32.62 ID:nQrYk9UJ0
 マミ「愛よ!」ドヤアアアアア!!! 
  
 ほむら「なに?マミりたいの?マ/ミされたいの?」 
  
 マミ「悪魔な暁美さん、やっぱり嫌いなの?」 
60: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:54:26.74 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「だからなんで煽るのよ…」 
  
 マミ「あははは…久しぶりに楽しくってついね」 
  
 マミ「ありがとう。あなたとまたこんなふうに話せて、とても嬉しいわ」 
61: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:55:35.77 ID:nQrYk9UJ0
 マミ「愛されてるのね。ホント、羨ましいくらいだわ」 
  
 ほむら「…正直、たまに身の危険を感じるのよね…まあ私的には全然いいのだけどむしろウェルカムだけど」 
  
 マミ「爆発しちゃいなさい」 
62: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:56:25.39 ID:nQrYk9UJ0
 第7話 QB「僕のケーキが無いじゃないか!!」 
  
  
  
 …スッ   トコトコ       ピョンッ 
63: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:57:14.41 ID:nQrYk9UJ0
 QB「宣言するよ」 
  
 QB「僕達インキュベーターは、君たち人類に完全に敗北した。故に、魔法少女システムを君達に明け渡す。これが僕達の総意だ」 
  
 マミ「えっ!?」 
64: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:58:46.10 ID:nQrYk9UJ0
 ほむら「…あー、あったわね、そんなこと」 
  
 QB「…数多くある時間軸の、その中のたった一つの時間軸であったとしても、僕達は敗北した。人類の感情を読み切れず、システムのコントロールを失い、遂には人類から撤退を決めた挙句、悪魔の支配下にまで堕ちた」 
  
 QB「俄かには信じられなかったよ。人間の一生などほんの一瞬でしかないほどの悠久の時を経てきた僕達の歴史の中で、支配される側に陥るなんて唯の一度も無かった。あるはずが無かった」 
65: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:59:53.63 ID:nQrYk9UJ0
 マミ「…あなたも含めて、この世界は…造りもの…?」 
  
 QB「可能性としてはある。例えば、悪魔である君の空想上の世界、とかね。でもそれよりも、僕達インキュベーターとしてはある仮説を支持したい」 
  
 ほむら「…勿体ぶらないでよ」 
66: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 06:01:23.02 ID:nQrYk9UJ0
 QB「結果は…失敗だった。失敗どころの騒ぎじゃない。彼等にとって最悪、君達にとっては最良の結果を叩き出した」 
  
 QB「君達は知っているはずだ。ほむら、君が時間遡行を繰り返す度に、まどかの力は増していった」 
  
 ほむら「…今さら、それがなんだっていうのよ」 
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