過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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131:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:06:42.88 ID:gVMP//4S0


1=000

それから、幾年が過ぎた。

両親は僕の為に、渋々と僕の存在を認めてから僕の育児が始まった。

まるで地獄のような日々だった、僕にその記憶はないが彼らが言うに、

僕は夜泣きは勿論の事、空腹にも不快感にも何一つとして泣かなかったそうだ、

飢え死にそうになったとしても泣かない、それがあの火事が原因だったからなのかは判らないけれど。

赤子時代を経て、僕に自我というものが生まれ、それから僕は両親から見捨てられていた。

知らない内に、見放されていた。




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