過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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135:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:10:31.28 ID:gVMP//4S0
そう考える暇もなく、大振りに振りかぶったミノタウロスの大剣に意識を集中させる。
逡巡を放棄し、天井を破壊しつつある大剣を瓦礫に当たりつつ――、
骨折部分、付近、に、突き刺さるように、落ちる。
「――――ぁあ゛あ゛!!!」
一帯に僕の叫び声が響き重なる。
僕には有り余るその痛みに、力という力が、握力が、抜けて、
短剣が僕から離れる。
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