過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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142:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:15:17.85 ID:gVMP//4S0


岩石直撃の直後、僕は狼狽えながら、後背によろめきながらも、

しかし倒れない、走ることをやめなかった、

左手をしっかりと握れない――いや、左腕に力が入らなかった。

切り落としたほうが良いのではないのかと錯覚させる程だったが、

僕は臆病だった、そんな度胸も技量もない、下手に切断することで失われていた痛覚が覚醒するかもしれない。

何が起きるのかが僕にはわからなかった、目的だけがはっきりとしていて、

他に盲目的なまでの霧が罹っているようだった。



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