過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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132:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:07:26.20 ID:gVMP//4S0


両親からのご飯がなかったわけではない、寝床がなかったわけでもない、

学校への通学費用は負担してくれたし、僕を修学旅行にも連れて行ってくれた。
以下略



133:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:08:03.79 ID:gVMP//4S0


僕が小学生三年生になる頃、僕に妹が出来た。

妹は赤子の時何時でも泣いていたように感じる、泣くことが義務だとでも言わんばかりに、
以下略



134:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:09:09.40 ID:gVMP//4S0


2=027

血。
以下略



135:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:10:31.28 ID:gVMP//4S0


そう考える暇もなく、大振りに振りかぶったミノタウロスの大剣に意識を集中させる。

逡巡を放棄し、天井を破壊しつつある大剣を瓦礫に当たりつつ――、
以下略



136:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:11:10.30 ID:gVMP//4S0


それと同時に、ミノタウロスが『倒れた』。

唐突に、バランスを崩し、僕の眼の前で、大剣に逆に振り回されたように、
以下略



137:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:11:42.08 ID:gVMP//4S0


僕が狙うのは一つ――いや、二つか、二つだけだ。

一つは語るまでもない、首だ、ここまで舞台を用意されたのなら、終わりはそれでしかありえないだろう、
以下略



138:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:12:17.77 ID:gVMP//4S0


狙いを定めてから、深く深呼吸する。

自分自身を落ち着けることが多すぎるような気がして、更に気分を害する。
以下略



139:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:12:51.64 ID:gVMP//4S0


2=028


以下略



140:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:13:49.79 ID:gVMP//4S0


――当然、怪異は僕に攻撃をする。

大剣か、それとも左腕か、または、どちらともか、
以下略



141:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/19(月) 17:14:33.00 ID:gVMP//4S0


「いぁ――っが……かあ゛!!」

い――痛い、痛いと、脳がそう認識しない。
以下略



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