過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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19:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/23(日) 02:28:09.62 ID:OQ93dTqv0


2=003

――ふむ。

早くに一周しないように、と心掛け、右往左往していたつもりが、

何時の間にか目前の空間は元の場所へと姿を変えている――いや、戻っている。

果たしてこの世界に左右を交互に進んだとして、


一体どのようにしたら元の場所に帰ることができるのか、

僕は摩訶不思議にそれを思わないでもないが、

だからといって一度の検証で断定するということも理論としては欠如していると、

そんな風に格好付け(一体誰にだろう)、再びその位置を離れる。

開いていない扉を無造作に開けつつも、僕は怪訝な顔をした。



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