過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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100:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/24(月) 03:58:03.82 ID:qXwHGX/C0
男「僕はこれからは生徒会長の夢を叶えるために『能力者』一緒に倒す。一緒にならどんな敵が来たって―――」

生徒会長「嬉しい話だけれど男くん、その理由だけは絶対に訊かせて欲しいわ」

生徒会長「従僕になったとはいえ、いつかは男くんとも戦わなければならない時が来ると私は覚悟していた」

男「僕が『僕の為に死んでくれ』って頼んでも?」

生徒会長「……」

男「大丈夫だよ、生徒会長。僕はあなたにそんな酷いお願いする気ない。むしろ…!」

男「……もういいんだ。僕はいい。諦めとかじゃないんだよ!?それにカッコつけてるわけでもないんだ!」

男「是非、僕に生徒会長の願いを叶える手伝いをさせて)

生徒会長「むぅ……考えて、おくわ」

男「うん!僕きっと力になってみせるから!」

男(僕は生徒会長のために自分の望みを仕方がなく捨てたわけじゃない。本当にもう必要がなくなった)

男(彼女との奇妙な巡り合わせから、それはもう既に『叶ってしまった』。僕の『欲』は満たされたんだ)

男(だから、この『能力者バトルロイヤル』の優勝は僕には要らない)

男「じゃあ保健室…より、病院の方が良さそうだよね? 傷も深いと思うし」

生徒会長「平気――」

男「平気なら立ち上がってみてよ。できないでしょ?本当は救急車呼びたいぐらいなんだからね!?」

男「二人で早退しちゃおうよ、始めからそのつもりだったんだ。僕も病院まで付き添うから…」

生徒会長(腕を持って、男くんは私を肩へ担いでくれる。彼が命じるのなら、私はそれへ従うまで)

生徒会長(……男くんと戦う覚悟がある。そんな覚悟は、彼と出会ったあの日から少しずつ私の中で薄れていった)

生徒会長(私は男くんのために戦い続けたい。彼の願いを叶える手伝いをしたい)

生徒会長(だから、この『能力者バトルロイヤル』の優勝は私には要らない)


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