過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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135:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/27(木) 02:34:35.63 ID:K+PuTNkJ0
妹(お兄ちゃんはどう足掻いてもあいつの『味方』。当然か、妹とはいえ、取った行動は不審すぎるもんね)

妹(それでも私に対して『哀れみ』と『優しさ』は持ってくれている。どうにかしてお兄ちゃんに私を助けさせる事ができれば…)

男「妹、ごめんよ。でもお前がおかしな真似したのにも問題があったんだ」

男「何故僕を連れて生徒会長から逃げようとした?彼女が『能力者』だから?」

妹「あはは、私はあと『何回』この説明したらいいんだろ」

男「え?」

妹「…お兄ちゃん、生徒会長さんといるといつか死んじゃうよ。『もしも』を言ってるんじゃないの」

妹「『確実』にお兄ちゃんはその人から殺されちゃう。私の『能力』でお兄ちゃんのこれからを見れるから、嘘じゃない。信じて!」

男「信じるよ。お前が僕に嘘をついたことが一度でもあったか?だから」

男「僕の『能力者としての記憶』を奪ったのは、そうしなきゃいけない理由があったからなんだろ。今回のことだって」

生徒会長「男くんが私に殺されてしまうから。本当は私の息の根を止めて男くんの安全を守りたかった?」

生徒会長「殺すつもりがないのなら、包丁でいきなり背中から刺しに来ることもない筈だろうし」

妹「全部私がお兄ちゃんを助けたいと思ってした事だよ!お兄ちゃんはたとえ生徒会長さんと一緒じゃなかったとしても」

妹「この『能力者バトルロイヤル』で、何度だって命を落とす危険があるの。でもね、私はその可能性を先に全部潰して回ってるよ」

妹「私になら、お兄ちゃんへ訪れる『死の運命』を捻じ曲げられるんだ」

生徒会長「『未来予知』の力を持っているのなら、不可能ではないかもしれないわね」

妹「お兄ちゃんがこの戦いへ参加するのを止めることはもう無理だけど、終わるまで私がかならず守ってあげる!」

妹「だから、お兄ちゃんは戦わないで。その女とも一緒にいないで。私がずっと傍にいるから!」

男「妹……」

妹「約束するっ……おねがいだよぉ……」ポロポロ


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