過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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138:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/27(木) 03:54:54.47 ID:K+PuTNkJ0
生徒会長「『瞬間移動』にしては少し不自然なことが多いわ。可能なら、始めから足を使うことなく男くんと一緒に『能力』でどこかへ飛べばいいもの」

生徒会長「それと個人的にさっきの会話で気になったことがあるの。男くんは今回の不審な行動の理由を彼女へ尋ねたわよね」

男「う、うん。まずは話を聞かなきゃと思って」

生徒会長「その質問へ彼女が何と始めに答えたか聞いたかしら。聴き違いでもなければ、自分はあと『何回』この説明したらいいのか…と」

男「そんなこと言ってたっけ…ちょっとあんまり自信ないや」

生徒会長「男くん。つまり、彼女は以前にも私たちへ同じ話をしてくれたんじゃないかしら」

生徒会長「同じ話、突然現われた彼女とその傷。彼女はどこかの時間で今と同じような状況を体験していた、とか」

男「え?どういうこと、それ」

生徒会長「『時間』よ、男くん。彼女は私たちには知覚できない『時間』を自由に行き来できるのかもしれないわ」

生徒会長「予想が当たっているのならまずいわ。彼女の拘束を解くべきではなか―――」ダッ

妹「くっ、今さら動いたってもう遅いんだから!!次こそはお前を倒すんだ!!」

妹(『能力』に気付き始めている。なんて出鱈目な女!でも、遅い。この距離ならもしあの女が攻撃を仕掛けて来ても、私が勝つ)

妹(お兄ちゃんは『能力』で私を攻撃してくる気はない。『時間』を操るこの私に勝てる『能力者』なんて存在するものか)

妹「時よ――――――え?」

猫「ゴロゴロゴロゴロ」すりすり

妹(足元に一匹の野良猫がいた。猫は普段から餌を貰っていたのか人に慣れているらしい、これも私に餌を求めて)

妹「きゃっ…!?」

生徒会長「止まって」ガシッ

妹「い、いやぁ!!離して…ちょっ、こ、来ないでよ…そいつを私から離してッ!?」


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