過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sagesaga]
2014/03/23(日) 00:36:19.96 ID:Vvwqp0d+0
闘莉王「出て来いよ、相棒。相手はあの生徒会長さまだ!遠慮なんていらん!」
中澤「……日が暮れてきたな。やろうか、今日も俺たち二人で」
男「中澤先輩まで…二対一はさすがに不利だ、僕も一緒にやるよ。生徒会長」
男(とはいうものの、『能力』がわからなく発動すら叶わない僕にできることは精々ブラフを張って相手へ自分を強くみせるぐらいだ)
男(でも、いざとなれば力づくで抑えつければ……どうだろう、あまり腕っ節に自信はない)
生徒会長「男くん。平気よ、あなたが私を見て応援してくれるだけで負ける気なんて一切しないのだから」
中澤「大きく出たな、女王さま」
闘莉王「見せてやれ、相棒。お前の『能力』で奴の戦意を削いでやろうぜ。余裕すら見せられなくなってしまうほどに!」
中澤「了解した」
中澤「しっかり見ておけ、こいつで動揺しなかった奴は今まで一人もいなかった。トゥーリオ、例の物を」
闘莉王「ああ、用意しておいたよ。今日の昼の残りの焼きそばパンだ」ス
男「……えっ。生徒会長、あれって」
生徒会長「少し距離を取った方が良さそうね。あのパンを生贄に魔人を召喚するとかだと厄介だわ」
男「『能力』のバリエーション幅広い…!」
闘莉王「いけ、やれ中澤ァーッ!!センターバックの意地の見せどころだ!!」
中澤「はああぁぁぁ〜〜〜……っっあぁ!」カッ
男(中澤先輩が焼きそばパンを片手に力を入れて何かを念じると、パンは突然ドロリと形を崩し、見るみるうちに先輩の手の中で茶系のリキッドへ変化した)
中澤「成功だな、今日は少し下痢気味だぞ?」
男「……いまあの人『下痢』とか言ってなかったかな」
生徒会長「男くん避けてっ」どんっ
ぶん・・・びちゃあっ
男「うわ臭っ!? これもしかしなくても!!」
生徒会長「…随分下品な『能力』が存在したものね。確かに動揺せざるをえないわ」
中澤「次だ、相棒。弾をもっと俺に!次は確実に狙い当ててみせよう!」
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