過去ログ - 勇者「現れたな、魔女!」魔女(そうだ、勇者を味方に……)
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 22:47:10.24 ID:ZgMkEuh00
――翌日――
僧侶「女王、あれ以来部屋から出てきませんね」
戦士「昨日から城の前は大騒ぎだ。王の座を辞めさせろって」
以下略
76
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 22:51:08.26 ID:ZgMkEuh00
僧侶「お母様の夢を叶えるって、強い人間界を作るって、女王は言ってるけど」
戦士「それも女王の狙いの一つだろうが、それが全てじゃねえな」
僧侶「それじゃやっぱり、女王自身の野望?」
以下略
77
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 22:52:43.46 ID:ZgMkEuh00
側近「大変です! 王都に魔族の軍勢が!」
戦士「何?」
側近「魔女自身がすでに城の前まで使者としていらしております!」
以下略
78
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 22:54:34.93 ID:ZgMkEuh00
――王宮のどっかの部屋――
魔女「こんにちは。二人っきりで話すのははじめてね」
勇者「どうしたんだ?」
以下略
79
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 22:56:53.19 ID:ZgMkEuh00
魔女「はいはい。それじゃ話すわよ。死んじゃった王様は、はっきり言って戦乱の元凶だわ。王の融和政策はバランスを欠いた危ういもの」
魔女「自分の思想だけで、魔界の事情も人間界の事情も一切考えてないから当然ね。そして始まった魔界と人間界の戦争は、どちらの世界も崩壊に導く」
勇者「崩壊に導く?」
以下略
80
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 23:02:37.55 ID:ZgMkEuh00
勇者「まさか、姫をこんな状況に追い込んだのもお前か?」
魔女「もちろん。姫が暗殺者だと信じ込んでいたのは、実は私の部下の一番人間っぽい謎魔族
魔女「王を始末して、その後すぐに暗殺者――謎魔族が処刑されたように姫を騙し、姫が魔族と協力して王と王子を暗殺したって状況を作ったのよ」
以下略
81
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 23:05:00.73 ID:ZgMkEuh00
勇者「姫は魔族と協力したつもりはないのか。じゃあ、俺たちはウソで姫を裁こうとしてるのか……」
魔女「姫が王と王子を暗殺したのは事実よ。誰と協力しようと国家反逆罪で死刑なんだから、そこを気にしたって意味ないわ」
魔女「それに、これで魔界も人間界も平和になる」
以下略
82
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 23:08:22.18 ID:ZgMkEuh00
魔女「あなたには魔族の好戦派閥を潰してほしいの。ガーゴイル達ったら、魔王様倒して有頂天になっちゃってね。暴政の嵐よ」
勇者「それも、お前が仕組んだのか?」
魔女「そうよ。ガーゴイルに魔王を倒すチャンスを与えてあげたの」
以下略
83
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 23:11:41.12 ID:ZgMkEuh00
魔女「話続けるわね。あなたの役割は簡単よ。さて、その役割とはなんでしょう!」
勇者「唐突なクイズ形式だな」
魔女「ヒントは架け橋です」
以下略
84
:
◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/03/27(木) 23:12:52.59 ID:ZgMkEuh00
勇者「魔女の言った通り、俺が架け橋になるんだな」
魔女「そうよ、立派な架け橋にね」
勇者「でも、ひとつだけ気になるんだ。一体、魔界と人間界をこれから誰が率いるんだ?」
以下略
85
:
◆.nCr.Wy1XQ
[sage]
2014/03/27(木) 23:15:00.84 ID:ZgMkEuh00
一旦中断します。
もしかしたらこのまま「続きはまた明日!」となるかもしれません。
いつかは『明後日には終わると思います』とか言ってましたが、あれは嘘になってしまいましたね……。
ともかく、しばらくお待ちいただけると幸いです。
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