過去ログ - 鹿目タツヤ「ほむらさんを奪い取る」
↓ 1- 覧 板 20
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 18:52:07.20 ID:R3Ge1dHt0
姉とほむらさんが家を出て、僕はすぐに姉の部屋に入り、ほむらさんがいつも腰掛けているベッドの上に寝転がった。
昔は遠慮がちにベッドに腰掛けていたほむらさんだったが、最近となっては寝転んでくつろいでいる。
僕が小さいとき、ほむらさんは何かまだ姉に対して引け目を感じていたような接し方で、姉の重大な失敗にも泣き寝入りしてしまっていた。
だが、月日が経つにつれ、二人とも本当に遠慮のない関係に、外から見ていても気づくほど近づいていった。
正しくないと思ったことは、互いにどんな些細なことでも注意し、多くの喧嘩も経験し、今のような洗練された関係へと相成った。
僕にはそれほどまでに親しい人間はいなかったし、作ろうとも思わなかった。
もちろん、二人の関係をみて、羨ましいと思うことも、無かった。
117Res/150.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。