過去ログ - 鹿目タツヤ「ほむらさんを奪い取る」
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 18:52:46.61 ID:R3Ge1dHt0
僕はいつも通り、そのベッドの上で下着を脱ぐと、自慰を始めた。
昔はただ大好きなほむらさんを思い浮かべ、どうしたいという明確な意思も持たず、ただ行っているだけであったが、
今は勢い余ってほむらさんを襲ってしまうことが無いように、という僕なりの想いやりを以って気持ちを沈めている。
そして、満足した後、自分の部屋で考え事をしていると、姉が帰ってきた。
僕は、エアコンの電源を落として、荷物を抱えた姉を迎えるために玄関へと向かった。
まどか「あ……ありがとう…タツヤ…」
タツヤ「気にしないでよ。あ、そういえば今日の当番は姉ちゃんだね。」
当番、というのは炊事当番のことで、炊事当番に当たっていない方、今日で言えば僕は他の雑務に当たる。
実は、僕と姉は同棲している。
働き詰めだった母が倒れ、家事を行っていた父は収入がなくなったため早々に見切りをつけ、僕と姉を置いて、蒸発した。
母は母方の祖母の必死な身体的、金銭的な介護を受けたが、4年の激しい闘病に疲れたのか、眠るように死んだ。
まだ幼かった僕は当たり前だが、姉も祖母の家に引き取られ、またその祖母も2年と少しで天に召された。
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