過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」 (前編)
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101:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:16:43.63 ID:VCOxJ4iG0
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11:20

花陽「これは・・・ひどい。」
以下略



102:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:17:12.19 ID:VCOxJ4iG0
穂乃果は泣きじゃくりながらことりと海未に縋り付く。その体はピクリとも反応しなかった。

何故なら・・・二人の首はきれいにナイフで掻っ捌かれているのだから・・・。

あまりに深く、広く裂けているせいか、第二の口とも形容できた・・・。
以下略



103:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:18:12.99 ID:VCOxJ4iG0
花陽は毛布でことりと海未の遺体を覆った。

毛布を血が吸い、赤黒く染める。毛布で隠しても・・・余りにも無残な惨劇の跡は残るのだった。

だから花陽はさらに毛布で覆った。
以下略



104:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:19:12.33 ID:VCOxJ4iG0
・・・だから首の傷さけ見なければ・・・。きれいな遺体だったのかもしれない。しかし・・・。この傷は無残すぎた。

どんな殺しもきれいも汚いもない。どれも無残だ。しかし・・・これはあまりに無残としか・・・。

亜里沙「皆さん、その・・・こんな時になんて言ったらいいのか分かりませんが・・・おはようございます。」
以下略



105:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:20:36.62 ID:VCOxJ4iG0
亜里沙は絵里の言葉を無視して部屋に入る。改めて現場を確認した。

亜里沙「この感覚・・・初めてですが、懐かしい気持ちがしますね。」

亜里沙は『前回』殺人現場に何回も立ち会っている。記憶はないがこの血なま臭い感覚は体が覚えていた。
以下略



106:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:21:07.74 ID:VCOxJ4iG0
凛「な、何を言っているんだにゃ・・・。」

亜里沙「むしろ皆さんこそ、部屋を出て行ってください。分かっているんですか?ここは殺人現場ですよ?証拠が隠れているのかもしれないんですよ?」

穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん・・・。」
以下略



107:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:21:45.85 ID:VCOxJ4iG0
パキン!!!

空気が割れる音がしたかと思うと、亜里沙を止める声はピタリと止まる。

亜里沙の静かな迫力により・・・何故か誰も亜里沙の調査を拒めない不思議な空気が充満した・・・。
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108:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:23:27.64 ID:VCOxJ4iG0
黒い女「前回はあなたが素のポテンシャルでどこまでいけるか知りたかったのよ。まぁ、引き分けに持ち込んだだけでも評価できるけど。」

亜里沙「過大評価ですよ。」

黒い女「あなたには探偵権限を授け、自らのレートを上げた。賭け金が高いという事は負けた時のリスクも高いという事。・・・意味は解るわよね?」
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109:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:24:56.76 ID:VCOxJ4iG0
花陽「・・・じゃあ何を・・・?」

亜里沙「誰がこの殺人を行ったかという事です。これから皆さんに色々お尋ねしますので、ご協力をお願いします。」

亜里沙は絵里、凛、穂乃果、花陽から死体発見時の事を詳しく聞いている。
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110:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:25:23.88 ID:VCOxJ4iG0
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一方、その頃、真姫と雪穂はまだ起きてこないメンバーを起こしに行っていた。

元々11:00にリビングで待ち合わせだったが、真姫、雪穂、絵里、凛、花陽以外はしばらくたっても来ないので、手分けして起こそうという話になったのだ。
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111:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 18:26:00.00 ID:VCOxJ4iG0
朝、真姫が起きて準備をして部屋をでると、ドアの上部にガムテープが貼られているのを発見したのだ。

それは扉の枠と跨ぐように貼られていて、中央にはハサミか何かで切れ込みがあった。

どうやら少しでも扉を開けたらこのガムテープは破れる仕組みになっているらしい。
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