過去ログ - 京太郎「あの人が言っていた」 part2
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◆EEGknAt6l2
[saga]
2014/12/21(日) 22:05:25.47 ID:KcdS6+OC0
京太郎(起家で開幕二向聴……うまくいけば初っ端から水をあけられるな)
麻雀部を訪れた京太郎は、早速四人で卓を囲んでいた
上家に新入生の男子、下家に同じく新入生の女子、そして対面には三年生
強豪校ともなれば入部希望者が多く、まずは実力を見ると言って新入生は上級生のいる各卓に振り分けられる形になった
ただ留学生は別らしく、そこらの卓を見ても一年生の中に外国人はいない
一緒に部室に来た中国人の少女は、着くなり外人の女性に連れられて行ってしまった
京太郎(よし、良いのが来たっ)
三巡目にして一向聴
有効牌もそれなりに多い
二枚切れている北を捨て、京太郎は次に引く牌に胸を膨らませる
だが欲しい牌は来ずに、そのまま山が半分以上消費される
中盤に差し掛かれば当然危険牌も増えるし、聴牌に至っている者もいるだろう
京太郎は手を崩して守備に回らざるをえなかった
聴牌からは遠のく
京太郎(せめて聴牌までは……いや、まだ親番はもう一回あるから無理しなくても……)
崩れた自分の手を見て、退くか進むか考える
京太郎の気質は進めと言っているが、短い麻雀の経験は退けと言っていた
だがそんな迷いを他所に事態は進む
「よっしゃ、ツモ! 500・1000」
次の牌を引く前に、京太郎の親番は終わりを告げた
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